カーエアコンは高いレべルの快適性を求められるため、多くのセンサーを配置し、車室内の温度や湿度を制御しています。
冷房では冷媒を圧縮し、高温・高圧状態にして液状化させます。その冷媒が気体へ戻る際の気化熱を利用して空気を冷やしています。暖房では車のエンジン熱で加熱された冷却水を利用し、温かい風を生み出しています。
多くのカーエアコンの開発実績で品質の高い設計開発を提供しています。
HVAC(heating ventilating and air-conditioning unit)は車室内への送風機能やヒータ機能、吹き出し口の切替など、車室内の快適を保つカーエアコンの各機能を一体化したユニットです。
コンプレッサーは、カーエアコンでは冷媒を気化→液化→気化を繰り返し行っています。液化する際、気体を圧縮して圧力を高めることで高温・高圧の冷媒とし、液化しやすい状態する部品、それがコンプレッサーです。
コンデンサーはコンプレッサーで圧縮されて高温・高圧となった冷媒を製品内の管を通し、空気に触れる面積を広げ、放熱効果を高めたフィンから熱を外に出すことで冷却し、液化させています。