工場内の様々な機器がネットワークに繋がり、各種センサからの情報が自動で収集・蓄積され、可視化された情報の共有が工場内、各事業所などの遠隔地でも可能となります。独立した様々なシステムがリアルタイムな情報とIoTや通信技術によりネットワークを通じて統合的なシステムに生まれ変わります。

各種センサやロボット、IoT技術の導入により製造現場の様々な工程で自動化を可能としたり、国内外の各工場を遠隔監視し、リアルタイムに状況把握や情報共有により、稼働状況や問題発生の可視化も可能となります。設計と製造現場のデータ連携により、各工程の業務の最適化や効率化を図り、情報のデジタル化により熟練者の知見がノウハウ化され、対応者による品質低下や技能継承の問題も解決する事が可能となります。

FA

ファクトリーオートメーション

モノづくり企業の生産性向上を実現するために、IoTやロボット、通信技術の活用で様々な生産工程、設計工程の自動化や省人化を図るシステムをFA(ファクトリーオートメーション)と呼びます。人による作業を自動化する事により、生産性向上、品質向上、人件費の削減を実現してきました。

<AGV>
車載関連のCASE分野で培った技術(モータ制御、自動走行、集中制御ECU等)を活用し、AGV(無人搬送車)の開発や顧客に合わせた自動搬送システムのご提案をします。

<自動外観検査検査システム>
目視検査による精度向上や工数削減の課題をカメラの画像とAI活用で、ヒューマンエラーによる納入不良を無くし、検査結果のトレーサビリティの向上により検査精度の向上と省人化を実現します。

可視化システム

スマートファクトリー実現のため、設計/製造現場のアナログ情報をカメラやIoT技術を活用し、デジタル化による可視化サービスをご提案をします。
各種センサ(電流、電圧、振動、カメラ等)から自動でリアルタイムに情報を読み取り、収集したデータを通信技術によりサーバーに蓄積します。可視化サービスでは、蓄積したデータを稼働状況として表示させたり、異常や停止状態を監視し、アラートとして担当者へ通知も可能です。設計/製造現場、オフィスや自宅どこに居てもリアルタイムデータの閲覧や情報の共有が可能となります。

PLC制御

モノづくり企業では、様々な工程で機械設備が使用されており、日を追うごとに機械設備の自動化や省人化の導入が進んでいます。機械設備の制御に使用されているのが、PLCと呼ばれる制御装置です。PLCは産業用ロボットの動作順序制御で使用されるなど、FAの中でも重要な機器となっています。PLC制御を用いた機械設備の自動化を実現します。