ソースコードを中心とした開発をしていて、仕様変更や不具合対応をする時に、どこを修正すればよいか、修正したらどのあたりに影響が出るのかといったことが、なかなか分からないようなことはないでしょうか。また、ソフトウエアの作りを見直そうにも、ソースコードの規模が大きくなりすぎて、ソースコードが読み切れない、ソフトウエアの全体像が把握出来ないといったことはないでしょうか。そういった経験がある方に、本講座は効果的です。本講座は、ソースコードに書かれた情報からUMLのダイアグラム(クラス図、ステートマシン図)を作成し、設計を可視化するための方法を取り上げています。また、可視化の方法だけでなく、設計原則についても取り上げることで、可視化された構造を参考にしてソフトウエア設計を改善していくための知見も得ることが出来ます。
設計の可視化により不具合や仕様変更の影響範囲は分かりやすくなりますし、ソフトウエアの全体像を俯瞰し、設計の悪いところを発見・改善していくことができるようになります。また、UMLの経験がないという方でも、この講座ではUMLの基本的な読み書きから取り上げていくので安心です。 ソースコードを中心とした開発で困っていることがある方、この講座がその解決策かもしれません。
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研修時間 | 6時間 (10:00~17:00) |
受講料 (税込) | ※Zoom等によるオンライン教育実施も可能です。お気軽にご相談ください。 |
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前提条件 | |
到達目標 | 注)上流工程に相当する内容は、このコースに含まれません |
内容 | 形式:講義+演習(個人) 1. 初めに 1) 目的と目標 2) 前提条件 3) 講義進行の目安 2.ソフトウエア構造の見える化とは 1) ソフトウエアの構造とは 2) ソフトウエア構造の可視化 3) 可視化のメリット 4) 良い設計と可視化の関係 3.リバースエンジニアリング 1) リバースエンジニアリングとは 2) 全体手順 3) 構造のリバース 4) 動きのリバース 4.良い設計とは 1)悪い設計 2) 良い設計 3) 可視化のメリット 4) 凝集度と結合度 5) 高凝集度にするためには 6) トレードオフ |
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